昨年12月着工した城南モデルハウスも長い基礎養生期間を終えて、 上棟を迎えるべく足場工事に取り掛かりました。
大まかな工事の流れは、基礎工事~建前~上棟式~屋根工事~外装工事~設備工事~内装工事~竣工~完成となります。
今は、この流れでいう基礎工事の部分です。
★基礎の説明 一般的によく使われている基礎の形といえば、布基礎とベタ基礎があります。 布基礎は、家の土台にあたる部分に、帯状に設置する基礎の事です。ただし、この基礎はそのままだと枠以外のところは地面が見えるため。地面の湿気が上がってきたり、白蟻の被害を受けやすいなどの欠点があります。一方ベタ基礎は、土台部分だけでなく、地面と接する底面にも鉄筋コンクリート基礎を使います。枠と底面が一体化しているので、基礎全体が建物を支えるため、耐震性・安全性に優れています。また、厚い鉄筋コンクリートが底面にも敷かれていることで、内部を完全に地面から遮断するので、湿気や白蟻被害についても、布基礎よりダメージとリスクは大幅に軽減されるといえます。
基礎にとってもう一つの重要な構造材・鉄筋についても、できるだけピッチ(間隔)が狭いものが強固な基礎を作れます。建築基準法のピッチの最低基準は30cm以内ですが、カスタムの鉄筋ピッチは15cmとしています。また、立ち上がり基礎幅の最低基準は12cm以上となっていますが、カスタムの耐圧盤・立ち上がり基礎幅は共に15cmとしています。
★足場の説明 足場とは、2m以上の高所で作業するために設ける、仮設の作業床及びこれを支持する仮設物のことをいいます。住宅建築のように家全体に及ぶ作業をするためには、欠かせないものといえます。