城南町モデルハウスは、断熱性を高めるため、W断熱を採用します。
★内断熱?外断熱? 内断熱(充填断熱)と外断熱(外張断熱)、どちらが優れているのでしょうか?
木造住宅においては、内断熱(充填断熱)と外断熱(外張断熱)の断熱性の
優劣は、実はありません。外張断熱であろうが充填断熱だろうが、熱抵抗値
の確保と壁内結露防止のための綿密な計算と確実な施工がされていること
こそが、もっとも重要であると考えられます。
内断熱(充填断熱)とは、木造住宅では、柱と柱の間に断熱材を挟み込む
工法で、在来工法のほとんどが充填断熱工法を採用しております。
充填断熱のメリットは、ほとんどの断熱材が使用できること、繊維系断熱材
が使いやすいこと、外装材の制約がほとんどないことが挙げられます。
逆にデメリットは、柱の木材の部分で断熱材の分断部分が生ずるため、
その部分からの熱損失が生じやすいことが挙げられます。
外断熱(外張断熱)とは、木造住宅では、柱の外側に断熱材を貼り付ける
工法で、寒冷地や欧米などによく見られます。
外張断熱のメリットは、断熱層が柱で区切られないので欠損が無く熱損失
が少ないこと、気密をとりやすく施工しやすいことが挙げられます。デメリット
は、工務店によって対応できない場合があること、外装材に制約がある
(重量が重いものは使えないこともある)ことが挙げられます。また、断熱材が
厚くなると外装材が十分にとまりません。外装材をとめる釘の曲げ強度が
不十分な場合、外壁材の垂れ下がりにより、サッシ廻り等に大きな問題
城南町モデルハウスは、このメリット面とデメリット面を補うため、W断熱を
採用します。また、城南町モデルハウスで使用する外張用断熱材は、遮熱
性能に優れた赤外線高反射タイプの遮熱面材付高性能硬質ウレタンフォーム
断熱材です。
鶴岡店 梅木