GWは3日~6日の4日間、鶴岡店では2カ所で内覧会をさせていただきました。
お休みの所、貴重なお時間にご来場頂いたお客様。本当にありがとうございました。
その当番をあみだくじで決めたのですが、くじ運が強い私は・・・・
齋藤です。
真ん中4日5日の2日間! しかも6日は地鎮祭!
ん~、我ながら何という強運・・・。
でも私の連休が・・・(^-^;・・・ということで、
1日2日と振替休日を頂き行ってきました、福島県浜通りと宮城県南三陸町。
3.11の震災から3年・・・映像を見ているだけで、きつかったので
今まで行ったことがありませんでした。
しかし思う所あって、今回決行の運びとなったわけです。
定休日の4月30日(水)初日、高速に乗りひたすら南下、
国道6号線も南へ南へと走ります。
途中、海側の田んぼであったであろう、今は原野に転がる自動車、
コンテナ、油圧ショベル、点在するがれきや流木など、
分かっていたはずですが、一人の車内で思わず「あ゛ぁ~・・・」と
声が出てしまいました。 あの映像がよみがえります。
そのまま走り続けると、やがて地元警察の方による道路封鎖。
浪江町より先は帰宅困難区域で行けなくなっていました。
やむなくUターンし、その日は仙台で宿泊しました。
次の日は北上し南三陸町へ。途中まで高速道路も伸びており、
約2時間であの鉄骨むき出しの防災庁舎に到着。
少し救われたのが、県外ナンバーの車がひっきりなしにそこを訪れ、
花を手向けたり線香をあげたりしていて、心が癒される思いがしました。
お昼は「お金遣うどー!」と決めて行ったので、元気そうな看板の
お寿司屋さんで、うに&おまかせ海鮮丼を美味しく戴いてきました。
店の大将は「3年前に海から20mの店が被災して、
この店をオープンして1年ちょっと。今は津波より不景気の方がおっかない、
また来てね。」とお客さんたちに言っていました。
印象的だったのは、私が何か言うと必ず「有難うございます!」と
ニコニコしながら言ってくれたことです。
商売をするものとして、見習うべき美しい姿勢に感動しました。
逆に勇気をもらったくらいですから、これからもきっと繁盛して
やっていけるお寿司屋さんだと思います。
ところで今回の旅の目的は、被災地の視察だけではありませんでした。
大手ハウスメーカーの展示場をたくさん見て学ぶ事が出来ました。
これについてはまた別の機会に。
皆さんも、被災地に足を運んでみてはいかがでしょう。
頑張っている人たちの姿がそこにあります。
「よし、自分も負けないように頑張ろう。」
そんな気持ちになること、間違いなしですよ。(^-^)