結露

今日の米沢市は朝方まで雪と風・・昼になってから青空がみえる空にかわっています。暦にあった天気という表現でしょうか。

今日は結露の話です。写真のようにグラスに氷水を入れた時、グラスのまわりに水滴がつく現象が見られます。皆さんご存じの「結露」といいます。この現象は住宅内部、それも見る事ができない壁の中で起こっているのです。

グラスがうまく結露しませんでした・・・

20℃・湿度50%の部屋と0℃・湿度90%の二つの部屋があります。室温20℃の部屋に17.3g/㎥の水蒸気があります。これに対し0℃の部屋には4.8g/㎥の水蒸気しかなく、温度の高い部屋にはより多くの水蒸気があります。例えば20℃の部屋を0℃まで冷やします。0℃の飽和水蒸気量は4.8g/㎥なので差は12.5gがあふれてしまします。これが「結露」です。(空気の飽和容積絶対湿度0℃の場合4.8g/㎥、20℃の場合17.3g/㎥)

壁の中で起こる結露の事を「壁体内結露」といいます。防止策は断熱材(熱を断つ)を隙間なく充填して熱が壁の中に極力入らないようにすること。もう一つ室内の換気が重要になります。弊社では熱交換「第一種換気」をハイスペックライン、グランドラインでは、標準仕様にしています。暖めた空気をダイレクトに排出するのではなく、暖めた空気をそのまま残しつつ汚れた空気・余分な湿気を排出します。このような住宅にすることで、「ヒートショック」のない室内環境にすることができ”体に優しい”住宅に、そして壁体内結露がなくなり柱・土台を腐れさせなくて済むことで健全な構造体になり”長く住まえる”住宅になります。メンテナンスにかかる費用・ランニングコストもかからない「お財布に優しい」生活を過ごすことができます。一番訴えたいのはご家族の次の世代に受け渡せる住宅であるということです。高額なお買い物で一代で終わるのではなく、次の世代にも住んでいただく事で「住宅価格/2」になります。

断熱材「アクアフォーム」・制震装置「ミライエ」・引っ越してから安心「10年設備保証」が標準仕様になって皆様に安全・安心をご提供しております。そして、+「楽しい家づくり」がセットになっております。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

八木

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