「親業」を読んで・・・

いつもありがとうございます。感謝御礼申し上げます。

カウンセリングの学びをしている中で、トマス・ゴードン著の「親業」という書籍を読みました。

考えさせられることがありましたので、皆さんに大切な部分をご紹介します。

親子の問題解決の方法には、3つあるとのこと。

第1の方法は、親の権威や権限で子供を説教して問題を解決する「親が勝つ」方法。

第2の方法は、子供の問題を放置して、あるがままの状態にして問題を解決しない「親が負ける」方法。

第3の方法は、双方が合意出来るものと合意出来ないものを相談して決める「勝負なし」方法。

著者は、第3の方法を薦めているわけですが、それには相当な訓練が必要とのこと。

大切なことは、「あなたメッセージ」を使わず、「わたしメッセージ」を使うことだそうです。つまり、〇〇ちゃんのためだから、という子供のためという言葉を使わず、自分が困るからという言葉を使うと、子供にも親には迷惑を掛けれないという良心がありますから、それには耳を傾けるのだそうです。

自分が納得したことには、子供にも責任が伴いますから、親の言うことを聞いて行うようになるのだそうです。

第1の方法では、親子の断絶を生み、子供は親を無視するようになるのだそうです。第2の方法では、自己中心的な我がままな子供を育ててしまうのだそうです。

「親業」を読んで、子育ての親の役割と難しさを改めて確認できた・・・今井でした。

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