Interview お客様の声
Introduction of Staff's house番外編:社員の自宅紹介
Staff横田倫子
米沢支店 建築部 課長
【保有資格】
二級建築士・2級建築施工管理技士・整理収納アドバイザー2級
1981年 山形県河北町生まれ。
●家族構成:義父、義母、夫、息子
はじめまして、米沢支店・建築部の横田と申します。
建築部では、設計や現場管理、アフターメンテナンスやリフォームなどを担当しています。
今回は私が設計した自宅をご紹介させて頂きます。
是非、皆さまの家づくりの参考にして頂ければと思います。
Interview
3世代が快適に過ごせる家
横田さんのお父様は大工さんでしたね。
はい、祖父の代から大工の家系で、子どもの頃から父の現場に遊びに行くのが大好きでした。今でも建築現場に行くのが大好きなんです。
この家を建築したきっかけは、どのようなものだったのでしょうか。
以前の家は築25年程度で、まだそこまで古くはなかったのですが、床下からの湿気が酷くて色々なところの床がギシギシと鳴っている状態だったんです。
そして、ある時に主人が障子を張り替えていたら、床に穴が空いてしまったんです。
それで「これは早く建て替えないと」という話になったんです。
あとで解体をした時に分かったのですが、床下からの湿気が原因でシロアリ被害に遭っていて、家を支える木材が穴だらけだったんですよ。
それは大変な状況でしたね。
はい、もしそのまま住んでいたら、地震で崩れていたかも知れません。
勿体無いという気持ちはあったのですが、あの時に建て替えを決断して本当に良かったと思っています。
間取りは横田さんが設計されたのでしょうか。
はい、家族の要望を聞きながら、私が設計しました。
ご家族からのご要望は、どのようなものだったのでしょうか。
ーーお母様
私は、暖かい家、雪の片付けが楽な家が良いと言いました。
実際に、とても暖かいですね。(取材時は11月下旬)
そうですね、当社の家は気密性能が高いアクアフォームという断熱材を使っているので、とても暖かいんです。
主人と息子は、冬でも半袖・半ズボンで生活しているぐらいです。今日は撮影用に長ズボンを履いていますが。笑
また、以前の家ではエアコンと石油ファンヒーターを併用していて灯油代と電気代がとても高かったのですが、今は太陽光も載せているので、光熱費が1/2ぐらいになりました。
雪については、雪下ろしをしなくて済むように屋根の形状と向きを変えて、自然と落ちた雪を除雪機で飛ばすだけで良いようにしました。
また、カーポートの上に積もった雪を下ろすためにハシゴで登るのが大変だったのですが、2階の窓から出られるようにしたので、とても楽になりましたね。
以前の家で悩まされた湿気への対策は、どのようにされたのでしょうか。
当社は、床下の全面にコンクリートを敷く“べた基礎”という基礎の工法を採用しているのですが、この基礎の下に防湿シートも敷いているので室内に湿気が上がってくることを防げるんです。
お陰で長年悩まされてきた湿気の問題から解放されました。笑
ご主人のご要望は、どのようなものだったのでしょうか。
ーーご主人
趣味の部屋が欲しいと伝えて、実際に取り入れて貰いました。
天井が1.4mまでのスペースなので、出入りの時は少し注意が必要ですが、スペースの中で座ってしまえば全く気になりません。
壁紙も自分で選んだのですが、自分の趣味スペースにいるのが至福のひとときですね。
ちなみに、この上にあるスペースは、親戚が来た時に泊まるスペースとして使っています。
ご家族皆さんの希望を取り入れて設計されたのですね。
横田さんご自身の希望はどのようなものだったのでしょうか。
まずは、両親との同居となるので、いかにお互いが住みやすく快適に生活できるか、ということを一番に考えました。
また、お風呂場や洗面所は、両親が歳を取っても使いやすく、私たちも利用しやすいものを選んでいます。
間取りとしては、両親に迷惑が掛からないように、両親の部屋の上に部屋を設けないことや、二人でキッチンに立っても移動がしやすいようにアイランド型のキッチンを採用しました。
また、以前の家ではトイレと洗面所が1箇所だったので、それぞれ2階にも設け、またお風呂場の脱衣所の中に洗面台があったのですが、洗面台だけ外に出すことで、誰かがお風呂に入っていても洗面台を使えるようにしました。
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以前の家の問題点を全て解決されたのですね。
そうですね、以前の家はシロアリ被害もあって耐震性に不安がありましたが、
MIRAIEという制震ダンパーを設置しているので、地震の時もあまり揺れを感じず安心できました。
これから家づくりを考えている方へメッセージをお願いします。
ーーお母様
設計士がお客さんの希望を聞いて、きめ細かく寄り添った設計をしてくれるので、「本当はこういう風に思っているんだけど言ったら悪いかなぁ」とは思わずに、なんでも相談すれば良いと思いますよ。
ーー横田様
一生に一回なので、何でも言ったら良いと思います。
そうですね、女性の設計士は少ないのですが、女性ならではの視点で設計することを心がけています。
思ってることは、最初になんでも伝えて貰えれば、それを叶えるスタッフがたくさんいますので、気兼ねなく何でもご相談頂ければと思います。
Planning
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