前回のブログで
「国の進めるエコ住宅基準で蓄暖はその基準を満足するのが難しい」
と書きました。今回はその説明をします。
国のエコ基準で「トップランナー基準」というものがあります。
この基準は暖房機を、年間使用するエネルギー量で優劣を比較します。使用するエネルギーが小さければ優秀、エネルギーを多く使用すれば劣るとなるのです。
では、エアコンと蓄暖を実際比較してみましょう。
山形市の一般的な大きさの住宅で2つの暖房機を全ての居室で使用した場合、
エアコン 52.3(ギガジュール)
蓄暖 98.0(ギガジュール)
となり、エアコンの方がエネルギーを約半分しか使わないという数値となり、我々住宅会社は最近、エアコンを勧め、蓄暖を勧めづらいという一つの理由がここにあります。
しかし!電気代はとなると、話は別です!
長くなったので、この続きは次回に書きます。
今回も、専門的なブログで恐縮でした・・・
山形店 梶井